
自走式立体駐車場は機械式と同じく立体駐車場の一つ、運転手さんが自ら駐車スペースまで運転する自走式などからこのような名称が付いているのが特徴です。機械式や平面駐車場と自走式立体駐車場を比較すると、どのようなメリットがあるのか良くわかります。機械式駐車場は、入出庫の操作が必要不可欠で操作を行うスタッフが必要になること、メンテナンスや保守も必要不可欠です。機械が故障してしまうと修理が完了するまで使えませんが、自走式立体駐車場は機械を使わないため常に使い続けられることや入出庫も自動機を導入しておけば人間による操作は一切不要などのメリットもあります。
平面駐車場は、屋根がない場所では直射日光にさらされてしまう、車へのダメージが生じることもありますし夏場などでは車内が高温度になるのですぐに乗り込んで運転を始めることが難しいケースも少なくありません。その点、機械式や自走式の立体駐車場は屋内に設置してある駐車スペースですから、雨風や直射日光を避けることができるわけです。機械式の立体駐車場は、昇降機を使い目的の階まで車を運ぶといった仕組みになるので、昇降機の重量制限に応じて利用できないケースもある、特に重量がある車を止めるときには注意が必要です。これに対して自走式立体駐車場や平面駐車場の場合は、車高さ制限が設けられていることもあるけれども、基本的に重量制限がないのでどのような車でも止められるメリットは大きいのではないでしょうか。
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